看護師のための精神科ノート
精神科について楽しく一緒に学んでいきましょう~♪ ご質問などがありましたら、コメントしていただければ、分かる範囲内で調べてお答えしたいと思います。
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分析手法Medical SAFER
こんにちわ。
nursmanです。
えらい、久々の更新です。。。汗
またしてもメインブログのコピペです。爆

先日、東京電力のテプコシステムズに行って、RCA(根本原因分析)のひとつメディカルセーファーを勉強してきました。
さわりの部分は、医療の質・安全学会(第3回学術集会)に参加した時にミニコースで受講したんだけど。。。
河野龍太郎先生の講義は、何度聞いてもわかりやすいし、私たち医療従事者の非常識さがわかる。
河野先生は、元々医療業界の中の人ではないので、しばしば、医療システムと産業界を比較する。
そこから、何が分かるかというと危機管理や安全管理の構造の違い、それから、文化の違いが見えてくる。
「医療システムの安全管理は、工事現場以下だっ!」と河野先生は言う。
nursmanもいろいろと勉強していくと、このことが良く理解できるようになってきた。
建設工事現場では、エラーが起こると、仲間や自分たちが死ぬ可能性がある。
だから、安全技術が発達していったのではないか。
一方、医療システムでは、エラーが起こっても自分が死ぬことは、比較的低いことから、安全文化や技術は発達せず、常にリスクと背中合わせになってきた。
身近なところにリスクがあるもだから、それが日常化してリスクをリスクと感じない感覚や文化が発達してしまったのではないかと考える。
これに加えて、医療従事者は、専門家ですから自分の専門については、非常に詳しいが、専門以外のことは、よくわからない。
このことも、安全技術が発達してこなかった要因に考えられる。

さて、このMedical SAFERは、事故の構造を明らかにしてヒューマンファクター工学に基づいた分析対策評価を体系的に行うんだけど。。。
ヒューマンファクター工学とは、人間の持つ諸特性(生理学的特性、認知的特性、社会心理的特性など)をそのまま受け入れて、それに合わせたシステム設計を行う。
例えば、似ている容器の取り間違いを防止するために容器の形状を全く異なったものにして、色を変えるとか、コンピュータの誤入力を防止するには、正しい入力以外は、受け付けないというシステムを構築する。
「人間は、間違える」ということを前提として間違えにくくして、間違えてもすぐにエラーを検出することができるようにすること。

Medical SAFERは、「注意しろ!」とか「根性がたりない!」などの竹やり精神型安全で終わらせない。
竹やり精神型安全をやっていると、必ず同じエラーが起こる。
根性入れて注意してその作業をやってて起こったエラーなんだから、それ以上の注意も出来なければ、根性も入れることは出来ない。

安全をやると「仕事が増える」とか、「面倒だ」なんて言う人がいますが、同じエラーを何度も繰り返して、その度、嫌な思いをして凹んで多くの労力と時間を費やしてエラーの復旧をするより、事故の構造と原因を明らかにして人間特性に合わせた対策を立てる方が「労力」、「時間」、「費用」、「気分」どれをとっても優れている。

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精神科救急(所沢市偏)
先日、日本精神科救急学会の総会に行って来ました。

アフターセミナーでの所沢市消防本部の人の話。。。

平成18年の救急車の平均収容時間(119番通報から医療機関到着まで)が
35.6分であり、

それを身体科と精神科で平均収容時間を出してみたところ。。。

  ・身体科35.2分

  ・精神科49.3分

精神科は、非精神科への収容時間と比較して15分も長く掛かってる。

その中には、収容までに120分以上の時間を要したものが7件あり、最長になると。。。

317分というものもある。

また、救急隊からの精神科救急情報センターへの問い合わせると。。。

「様子を見てはどうか」「どこも満床で入院できない」「遠方でもよければ…」

などと言われることが少なくない。

そんなことを言われても救急隊は、どっかの医療機関に搬送しなきゃならない!

以上のことから。。。

  ・精神科救急の受け入れ体制は、不十分であり改善が必要!

  ・精神科救急情報センターの機能不十分!

  ・関係機関は、傷病者の身になって対応すべきである!

ビシッと言われちゃいましたねぇ~

まったく、おっしゃる通りです。

救急学会の面目丸潰れ

まっ、この位言われた方がやる気が出るかもね

精神科も身体科も同じ医療なんだから、救急のネットワークを別にしないで同じ

ネットワーク内で運用しなきゃやっぱりうまくいかないよねぇ。

病院側にも救急の患者を診るっていう責任と義務を与えるべきだろう。

もちろん、ムチだけでなく救急に手厚い診療報酬を与えるアメも必要でしょ!



~追加~

東京では、今年の6月より、救急車での搬送の要否を救急隊が判断しているらしい。。。

だから、救急車が来ても通常の受診が出来る状態であれば、「自分で病院に行って

ください」って言われることがある。

いずれにしても、今後の動向が気になる。。。

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