看護師のための精神科ノート
精神科について楽しく一緒に学んでいきましょう~♪ ご質問などがありましたら、コメントしていただければ、分かる範囲内で調べてお答えしたいと思います。
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解離性同一性障害
解離性障害の分類>

1.離人症性障害

2.解離性遁走(とんそう)

3.解離性同一性障害

4.解離性健忘



<解離性同一性障害(多重人格)>

少なくとも2つ以上の異なる人格状態を持っている。それぞれの人格は独自の記憶と一定の行動方法を持つことができ独自の人間関係に関わることができる。

複数の人格がお互いに認識しあってる場合とそうでない場合がある。
ex)美香さん、京子さんのこと知ってる?⇒「あ〜、あの暗い娘ね」「知ってるわよ」
  京子さん、美香さんのことしってる?⇒「...私、知らない」

外部環境とコミュニケートできるのは、1つの人格に限られる。複数の人格が同時に出ることはない。

人格の移行は、一般的には突然であり、コレが心的外傷になる場合がある。ひとつの人格から別の人格に移行する切り替えに必要な時間は、ほんの数秒で境界明瞭に変わることが多いが、徐々に移行する場合もある。

移行の引き金は、ストレス・葛藤・または、その他の社会的象徴的環境的きっかけである。治療目的では催眠術の使用または、イソミタール(睡眠薬)を注射して人格移行を誘発することが出来ます。1つの人格から別の人格への移行後、クライエントは、失われている期間に気が付き時間に関する混乱を経験する。クライエントはときに別の人格の1つまたは複数の声(別の人格によって生成された幻聴)を聞いたり、場合によっては、姿を見たり対話した(幻肢と幻聴)ことすらある。

別の人格の名前は、固有名詞であったり、象徴的な意味を持つ名前であったり、その人格の機能を示す名前だったりする。一般に異なる人格は、それぞれ独特の状態のときに出現し、年齢・性別・しゃべり方・知的レベル・感情などの点で相互に異なることが知られている。人格どうしが互いの存在を否定したり他の人格に批判的であったり、葛藤状態にあったりする。

~発症時期~

発症年齢は、児童期である。ただし、ほとんどのクライエントが、かなり遅い時期まで治療を受けない。

~性差~

男性より女性の方が多い。

~発生要因~

クライエントの多くは深刻な児童虐待や近親相姦を体験しており、中毒障害・うつ病・自殺・対自己および対他者暴力などのリスク状態にある。人間関係の極端な変化や衝動的な自傷行動をとる傾向がある場合は、境界性人格障害(BPD)も存在する可能性がある。

~交代人格についての観察項目~

全体的外見  服装  装身具  化粧品の使いかた  髪型

話し方  声の調子  話題の違い  非言語的コミュニケーションの違い

感情  気分  行動  知性  筆跡  コーピング方略  人間関係

他者および環境の知覚  異なる記憶の自覚  説明できない期間の自覚

他の人格が存在するという自覚  複数人格の管理に使われる複数のスキル


~コミュニケーション方略~

人格移行が起こったときは、どの人格が出現しているのか尋ねる

それぞれの人格を支援するとともにそれぞれに適切な制限を設ける

人格間のカットを認識する

クライエントが自己破壊的な人格のネガティブな面を認識できるように助ける

自己破壊的な人格の出現時は、その影響を変える試みが出来るように援助する

どうしたらクライエントの心的外傷に伴う不安をコントロールする助けになるのか話し合う

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COMMENT

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はじめまして
nobuyuki.n | URL | 2007-06-04-Mon 10:42 [EDIT]
初めまして。
先ず私は看護士でも無く、なろうとしている人間ではありません。
解離性同一性障害という事で検索していましたらこのHPに辿り着きましてご相談、アドバイスが頂けないかという思いで投稿させて頂きます。

私は45歳で妻は42歳の夫婦です。
妻は「解離性同一性障害者」で、これまでの事を概略書かさせて頂きたいと思います。

約5年半前に息子が左半身不全(その1年後に脳腫瘍が発見)となり、約半年に渡り検査入院しました。当時私は単身赴任中でしたので、妻は毎日病院と自宅の往復を余儀なくされました。
やむを得ず妻の母親に協力を依頼し自宅と病院を交互に入れ替わるといった日々を送るようになったのです。
私が単身赴任を解除し自宅に戻ってこれたのは息子が検査入院を終え退院した1ケ月後でした。
家に戻った後は妻の異常行動が目立つようになってきたのです。
毎夜家を出て朝帰りをするようになりました。
僕はストレスが溜まっているから気分転換をしているのだと思っていました。
その内に借金をするようになりましたが、その事を知るのは1年後の事でした。
妻は自分でも知らない借金に気付き両親に頼んで支払いをしていたのです。数千万はあったようです。
僕は驚き両親に真相を聞きました。
両親も不明のまま支払いをしていたとの事でした。
更にその数ケ月父親と義兄の二人が家に来ていたときに妻は
突然人が変わってしまったのです。
それは本当に突然の事で何が何やら訳が解らず言葉になりませんでした。父親そして義兄に対しおまえ呼ばわりをして、一体どうしたの?という感じでした。
その後いつもの妻に戻り何事もなかったかのようになったのです。
その後から妻は帰ってこなくなってしまったのです。
11月24日に出ていき帰ってきたのは12月25日でクリスマスでした。また出ていき次に帰って来たときは1月20日でした。長女の誕生日でした。いずれも人格の違うひとでした。
その時に妻が高校生の時に義兄から受けていた性的悪戯を言い出しました。妻は遠い過去の出来事を今起きたかのように思い出した瞬間でした。(後にフラッシュバックと解りました)それは大騒ぎになり、その後は母親に対しては包丁を持ち追いかけ回したり、自宅で何度も手首を切る行為をしたり目が離せない日々が続きました。
その間僕もメンタルクリニックへ行って話を聞いたり、多くの書物を読み「解離性同一性障害」を知りました。
妻の交代人格者曰く過去ずっと時々出ていたのだそうですが、結婚後に至っては数度出ていただけで家族には気付かれないようにしていたようです。それが息子の病気により母親と半年間に渡り共にしてきた事が、自分の安らぐ居場所が無くなったのだと教えてくれました。
母親が一番のトラウマだったのです。
父親は母親の言いなりですので、妻が幼少の頃父親と約束事をしてもいつも母親に咎められ約束を守ってくれた事がなかったのだそうです。

今から約2年半前から妻とその交代人格者達に「交換日記」を勧めたのがきっかけで、先ず三人の交代人格者達が参加し妻の4人で書き始めました。書き始め当初は妻も落ち込みを見せていましたが、この三人を受け入れるようになってきました。
妻の交代人格は現在12人で二つのグループで各6人で構成されていて、それぞれリーダー的存在がいます。
交換日記に参加している三人はリーダー(保護者的人格者)、子供人格者(3歳)、泣いてばかりいる人格者(今は明るくなっています)です。こちらのグループの人格者達を妻が受け入れたのがこの2年半といった感じです。
自殺したり家出をしたり借金をしたり母親を殺そうとする人格者のいるグループは参加しませんでしたし、妻もこのグループを拒否していましたので無理をさせる事はしませんでした。
保護者的人格者も焦っては駄目です、何事もタイミングがありますからと言っていました。
こちらのグループの人達は家の中でも頻繁に出てきますので、多くの会話が出来ています。ただ、こちらの都合では出てくれませんが。
以前から妻には医者へ行こうと勧めていましたが、断固として行きませんでしたが、今から2ケ月程前から妻もメンタルクリニックへ行くようになりました。
もう一つのグループの人格者達は僕たちの前にはあまり出てきませんが、瞬間的に出ているくらいでした。これは妻の目が恐ろしい目つきや顔になったり、言葉使いが男口調になりますのでそれで解るようになりました。家を出る人格になれば何を話しても出ていってしまいますし、約束は守って貰った事が無いと、約束は破る為にあるものだと言い出ていきます。
それが1ケ月前、初めてこのグループのリーダーと話をする事が出来ました。15分くらいでしたがその人格者の気持ちが解ったような気がします。すぐに妻に戻ったのですが僕は無性に泣けてしまい、妻に一言「治ろう」をくり返していました。
その日を境なのかクリニックへ行くようになったからなのか不明ですが、妻に大きな変化が表れてきた気がします。
2年半前に交換日記を始めた頃もかなり変化がありましたが、今回はその時以上です。こちらのグループの人達まだまだ僅かですが話が出来るようになってきたのです。
妻もこの1ケ月ほどはものすごいフラッシュバックに見舞われると言っています。フラッシュバックに見舞われた後は凄く落ち込み泣くといった事のくり返しのようです。

今でも家出と借金(今は少額)は続いています。
1週間いなくて3日家にいたら10日いないといった具合です。
1年の内家にいるのは半分もいません。

僕は家出と借金をしなければ、交代人格がいても構わないと思っています。

12人の交代人格者達はそれぞれ名前があります。その内10人は知っていて僕達(子供を含めて)は、妻の交代人格者とその名前で呼び合っています。

今現在このような状態ですが専門家のご意見そして今後についてアドバイスでも頂けたらと存じます。




nobuyuki.nさんへお返事。。。
nursman | URL | 2007-06-07-Thu 13:25 [EDIT]
nobuyuki.nさん、はじめまして。。。

拝見させていただきました。
ご家族のご理解とご協力は十分に得られているようですね。
それにしても、心配ですね。。。
メールアドレスをのせていただいてますので、そちらの方へご連絡させていただきたいと思います。

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